寛容な心を持ち続けるには

2025年1月26日主日礼拝
聖書箇所：ピリピ４：１－7

　どんな団体、組織でも分裂の問題が潜在的に存在します。しかし、それを実際に起こすのか、愛と謙遜によって防ぐのかが教会の質を決めます。教会は悪魔のターゲットです。彼は私たちの弱さを利用して、兄弟姉妹が傷つけあうようにさせます。ピリピ教会では、二人の女性リーダーたちが対立していました。パウロはそれを心配してこの手紙を書きました。主にある一致とは、性格や趣味を一致させるのではなく、主の働きのために一致することです。実は教会がこれができるのです。それは、私たちは仲良しクラブを作るために集まっているのではないからです。
教会とは私たちが選んだ人たちとの集まりではなく、主が選んだ人たちとの交わりです。当然、背景も考え方も違います。しかし、一致している目的と使命があります。神を礼拝し、福音を伝えることです。
　教会は主のために勝利するチームです。団体スポーツは個人の能力よりもチームワークが大切です。野球はピッチャーだけでは勝てませんし、アメフトではクォータバックの力だけでは勝てないのです。みんながお互いに協力する時に、強いチームとなるのです。
パウロは教会を身体と例えています。身体という意味は、お互いが協力せざるを得ない環境に置かれているということです。
1コリント12：21 そこで、目が手に向かって、「私はあなたを必要としない」と言うことはできないし、頭が足に向かって、「私はあなたを必要としない」と言うこともできません。

胃袋は口にいつも文句があると思います。そんな消化の悪いものを食べて、と。また、足は目に文句があるでしょう。ショッピングなどに行くと歩き回るからです。しかし、脳が身体を良く治めています。教会は神の言葉が私たちを治めるのです。
　3 ほんとうに、真の協力者よ。あなたにも頼みます。彼女たちを助けてやってください。
　このような一致は、また真の協力者たちの助けによります。真の協力者とは、偉大な目的と使命のために協力し合える人たちです。
　基本的に、人は自己中心ですから、寛容ではありません。ちょっとでも不利益を与えられると、もう我慢できなくなります。寛容とは、相手に欠陥があってもいつもそれを許していることです。
　たとえば、私たち人を助けようとする時に、どうしても助ける価値と意味があるのかを考えます。つまり、助けることが自分にとって利益があるかどうかです。助けることによってその人が自立し、その助けを借りたことによって、良い人や良い結果を受けるということを計算してしまうのです。
　ビジネスの関係ではそのことは大切なことです。潰れそうな会社を助けたり、全く利益を生み出さない社員に給料を払い続ければ、会社の存続が危なくなります。しかし、教会はビジネスをするところではありません。教会は、聖書に聞き従うを行う地上に唯一の団体です。
　私たちはビジネスで動いていないことが大事なポイントです。つまり、損得で動かないことです。神様は損得で動きません。損得で動く方ならば、私たちは救われていないでしょう。この地上には神の国をもっと拡大できる人たちはたくさんいます。しかし、あえて神様は弱い者を選んでくださるのです。それは神様の恵みとあわれみの法則です。私たちもこの恵みとあわれみの法則を持つことが必要なのです。

今日は寛容となるための三つのに対して三つの実践することをお話しします。

I. 赦し続けること　
　寛容とは許す心です。ペテロが兄弟が罪を犯した場合に、何度まで許したら良いでしょうか、と聞きました。彼は7度も赦せば寛容だと思っていたのです。しかし、主は7度を70倍、つまり、赦し続けなさいと言いました。これが寛容です。（マタイ18：21、22）
　なぜ、許す必要があるでしょうか。それは私たちのためです。許さない心は自分の心を怒りで満たしてしまうのです。それは、悪に心を奪われることなのです。復讐心を持つ人が平安で幸福な人生を送ることはできません。被害者は自分なので、被害者の方が加害者よりも悪い人生を送ってしまうのです。ですから、クリスチャンは赦しをこう考えます。
主は私の罪も裏切りもすべてを知っています。また、いまだに聖書に聞き従えない弱さもご存じです。しかし、聖霊を取り去ることはありません。これは主が赦していてくださるからです。ダビデは大きな罪を犯したあとに、聖霊が取り去られることを恐れました。しかし、主は聖霊を取り去りませんでした。そして、むしろ救いの喜びを回復してくれるように願いしました。
詩篇51：12 あなたの救いの喜びを、私に返し、喜んで仕える霊が、私をささえますように。
　罪人が罪を犯すのは必然です。しかし、神は罪を赦してくださるお方のです。

二つ目に、寛容には忍耐が必要です。

II. 忍耐を働かせること
　これは、自分の内側に起こってくる「許さない心」や「怒り、憎しみ」の感情に対して愛と赦しの力で勝利しなけれならないということです。
　人生では傷つけられることが多くあります。それと同じか、それ以上に自分も他人を傷つけているのですが、それは忘れています。
　日々小さいことを許すことはできても、大きなこと、自分の人生を変えてしまうような大きな出来事を赦すのは大変です。第二の武器があります。それは神は正義を行うお方であるということを知っていることです。
　社会は罪にあふれています。つまり、弱い人はいつも損をするように動いています。弱い人はいじめられ、搾取されます。北米は知りませんが、世界の歴史で見ればクリスチャンは迫害される弱い立場に居ることが多いのです。私は昔、クリスチャンこそ世の成功者になって神の偉大さを証すべきだと思ったことがありますが、今は違います。残念ながら上に行けば行くほど、罪の誘惑が強くなります。また、高慢で神を恐れない人たちが多くいます。プライドという名前のはしごを登れば登るほど、もう自分の力では降りれなくなるのです。神が自分を弱い立場に置くことは実は神の愛なのです。いつも神を必要とする状況こそ、霊的に良い環境なのです。
　さて、このような世の中で、大きく傷つけられた時、神は正義を行うお方であることを思いだすことです。

ローマ人への手紙12：19 愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」　
　
　寛容とはいつも赦し続けることですが、それは自分は赦しますが、神は放っては置かないということを知っていることです。
　この地上でも、犯罪を犯せば国家が罰します。時に悪人が政治のリーダーとなると正義と悪が逆転することがあります。しかし、悪が最後まで勝ち続けることはありません。神がおられるからです。神は歴史の中でも何度も悪人を罰してきています。神はその点では恐れるべきお方なのです。
　
　5 あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
「主は近いのです。」との言葉は、寛容であろうと頑張る人への励ましです。
　主が来られる時は、神は人類すべてを審判する時です。これには証拠不十分で無罪となることはありません。神はすべてを知っていて、記録していますから。また、言い逃れや自己弁明もできません。すべての罪が明らかにされて、その処罰を受けます。生まれてから死ぬまでに犯したすべての罪に対して判決が言い渡されます。しかし、たった一つそれを逃れる方法があります。それは、「いのちの書」に名前が書かれていることです。「いのちの書」に名前があれば、審判自体を受けません。
黙示録20：15 いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。
　ですから、クリスチャンは忍耐を働かせて、寛容であるべきなのです。むしろ、怒りや憎しみを感謝に変えるのです。

III. 感謝と祈りで乗り越えること
　6 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
7 そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
　6、7節とは寛容とは関係ないように思います。しかし、実は寛容であるためにはとても大事な三番目の武器です。それは、感謝と祈りです。
　感謝と祈りは今年のテーマでもあります。主がしてくださった良いことに感謝し、不安なことは祈るのです。
　「あらゆる場合」とありますから、心が動かされる時、特に不安や怒りに傾いている時に、感謝と祈りを捧げるのです。
　前回も話しましたが、祈りとはお願いリストを読み上げることではありません。お願いよりは、むしろ聖霊の働きを受けるための方法なのです。そして、祈りに対する神様の答えは、平安です。ここに「人のすべての考えにまさる神の平安」とありますから、どんな状況でも平安を持つことが可能なのです。
　偉い人に何かお願いする時を考えてみてください。彼らは権力も能力も人脈もあるのです。彼らが「わかりました。」と返事をくれたら、ほとんど大丈夫です。ましては、神は全能者ですから、平安をくれるということは、その祈りは私の方法で叶えてあげます、という答えです。もしかしたら、自分の願いと違うかもしれません、しかし、人生を長く生きると、自分の願いよりも神の道の方が良いことがわかります。いずれにしても、神が願いを知っていてくださるので、もう安心なのです。　
　そしてもう一つ、祈りの中で良く導かれることですが、神がその人の弱さを教えてくださる事です。その人が通った環境が心に浮かびます。すると、その人の行動は仕方のないものだと思えます。そして、あわれみの心が与えられるのです。
　神が私たちを見る時、罪の性質をもって生まれ、世の中の悪でたくさん傷つき、親や教師という私たちの側にいるはずの人たちからも傷つけられてきたのです。時には友人や恋人から裏切られることもあったかも知れません。病気や怪我で痛みをこらえる日々があったでしょう。神は私たちの受ける痛みを知っているだけではなく、自ら体験されたお方です。
ヘブル 4:15 私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。
　この言葉は、罪の性質がないキリストが罪の世からどれほど多くの苦しみを味わったかを教えているのです。
　ですから、神様は罪に苦しむ私たちを「どうして正しく生きれないのか」と上から叱りつけるようなお方ではありません。愛情とあわれみの目でいつも見ていてくださるお方なのです。祈りによって、そのような神の視点が与えられるのです。
　私たちはある意味「逃げられないまな板の鯉」と言えます。まな板の鯉とはたとえです。その環境に置かれた時に、逃げることはできません。神に委ねて、その状況を忍耐し、勝利するのです。ですから、良い人たちに囲まれると幸福ですが、悪い人たちが来ると攻撃されます。ですから、教会の集まりは時々、苦しみを打ち明ける人とそれを慰める人に分かれます。そして、みんなで神様に祈るのです。そのようにしてなんとか頑張るのです。ストレスが溜まり過ぎて病気になったり、大きな罪を犯したりしてしまうので、集まりはとても重要です。ですから、教会の集まりで何か崇高な話題を話さなければならない必要はありません。みんなの霊的な健康を祈りに覚えるために集まるのです。
　今日のテーマは寛容です。聖書は寛容をすべての人に示しなさいと命じています。すべての人に知らせないとは、みんながわかるくらいに寛容であることです。あの人は許してくれる人だ、あの人は心優しい人だという評判になるようにしなさいということです。今日お話しした三つの武器で、寛容であり続けましょう。

　祈ります。
　父なる神様、私たちが生きるうえで、傷つけられたり、憎しみが起こることがあります。しかし、そんな時に私たちの心が悪の力に負けないように助けてください。怒りや復讐は、神様のなさる事です。私たちに関してはいつも寛容であるように助けてください。また、心が揺れ動く時に、感謝と祈りに向かうことができるように助けてください。いつも聖霊の助けが与えてください。

How to Maintain a Tolerant Heart

Sunday Worship Service, January 26, 2025
Scripture Passage: Philippians 4:1-7 (ESV)
1 Therefore, my brothers, whom I love and long for, my joy and crown, stand firm thus in the Lord, my beloved.
2 I entreat Euodia and I entreat Syntyche to agree in the Lord.
3 Yes, I ask you also, true companion, help these women, who have labored side by side with me in the gospel together with Clement and the rest of my fellow workers, whose names are in the book of life.
4 Rejoice in the Lord always; again I will say, rejoice.
5 Let your reasonableness be known to everyone. The Lord is at hand.
6 Do not be anxious about anything, but in everything by prayer and supplication with thanksgiving let your requests be made known to God.
7 And the peace of God, which surpasses all understanding, will guard your hearts and your minds in Christ Jesus.

Every organization or group has the potential for division. However, what determines the quality of a church is whether it succumbs to division or prevents it through love and humility. The church is a target of the devil. He exploits our weaknesses to cause brothers and sisters to hurt each other. In the Philippian church, two female leaders were in conflict, which greatly concerned Paul and prompted him to write this letter.
Unity in the Lord is not about aligning personalities or interests, but about coming together for the work of the Lord. The church is uniquely capable of this because we are not gathered to form a social club. The church is not an assembly of people we have chosen but a fellowship of those whom the Lord has chosen. Naturally, our backgrounds and thoughts may differ, but we share a common purpose and mission: to worship God and share the gospel.
The church is a victorious team for the Lord. In team sports, teamwork is more important than individual ability. A baseball team cannot win with only a pitcher, nor can a football team win with only a quarterback. A strong team is built when everyone works together.
Paul compares the church to a body, meaning that we are placed in an environment where cooperation is essential. As it says in 1 Corinthians 12:21, "The eye cannot say to the hand, 'I have no need of you,' nor again the head to the feet, 'I have no need of you.'"
The stomach might always complain about the mouth for eating difficult-to-digest foods, and the feet might complain about the eyes for making them walk around during shopping. However, the brain governs the body well. Likewise, the church is governed by God's Word.
In Philippians 4:3, Paul urges, "Yes, I ask you also, true companion, help these women." This unity is also supported by true companions. True companions are those who cooperate for a great purpose and mission.
People are inherently self-centered and lack tolerance. A slight disadvantage can make us lose patience. Tolerance means continuing to accept others even when they have flaws.
When we try to help others, we often question whether they are worth helping or if it will benefit us. We tend to calculate whether helping someone will lead to a good outcome for them and for ourselves. This is important in business relationships—helping a failing company or paying an unproductive employee could endanger a company's survival. However, the church is not a business; it is the only organization on earth that follows the Word of God.
It is crucial that we do not operate on a profit-and-loss basis. God does not act based on profit and loss. If He did, we would not be saved. There are many people who could expand God's kingdom more than us, but God deliberately chooses the weak. This is His law of grace and mercy. We, too, must embrace this law of grace and mercy.
Today, I will share three practical ways to become more tolerant.

I. Continual Forgiveness
Tolerance means having a forgiving heart. Peter asked how many times he should forgive a brother who sins against him. He thought forgiving seven times would be sufficient. However, the Lord responded, "seventy times seven," meaning to keep forgiving endlessly. This is true tolerance. (Matthew 18:21-22)
Why do we need to forgive? It is for our own sake. An unforgiving heart fills itself with anger, which allows evil to take hold. A person driven by revenge cannot live a peaceful and happy life. The victim often ends up living a worse life than the perpetrator. Therefore, Christians should view forgiveness in this way.
The Lord knows all our sins and betrayals. He also knows our weakness in not always obeying His Word. Yet, He does not take away His Holy Spirit because He forgives us. After David committed a great sin, he feared losing the Holy Spirit. However, the Lord did not take it away; instead, David prayed for the joy of salvation to be restored.
Psalm 51:12: "Restore to me the joy of your salvation, and uphold me with a willing spirit."
It is inevitable that sinners will sin, but God is the one who forgives.

II. Exercising Patience
Tolerance requires patience. This means overcoming internal feelings of unforgiveness, anger, and hatred with love and forgiveness.
In life, we experience many wounds. We tend to forget that we also wound others as much as, if not more than, they hurt us.
While we may forgive small daily offenses, it is difficult to forgive major events that alter our lives. Here is our second weapon: knowing that God is a just God.
Society is filled with sin, and the weak often suffer. The weak are bullied and exploited. Historically, Christians have often been in vulnerable positions, facing persecution. Once, I believed that Christians should be successful to testify to God's greatness, but I have since changed my perspective. The higher one climbs, the stronger the temptations become, and pride can distance us from God.

Romans 12:19: "Beloved, never avenge yourselves, but leave it to the wrath of God, for it is written, 'Vengeance is mine, I will repay, says the Lord.'"
Tolerance means continually forgiving, knowing that while we forgive, God will not leave injustices unaddressed.
Even on earth, crimes are punished by governments. At times, corruption may temporarily prevail, but evil will never triumph in the end, because God is sovereign and has judged evildoers throughout history. God should be feared.

Philippians 4:5: "Let your reasonableness be known to everyone. The Lord is at hand."
"The Lord is at hand" is an encouragement to those striving for tolerance. When the Lord returns, He will judge all humanity. There will be no lack of evidence, excuses, or self-justification. Every sin will be revealed and judged. However, there is only one way to avoid this judgment—by having our names written in the book of life.
Revelation 20:15: "And if anyone's name was not found written in the book of life, he was thrown into the lake of fire."
Therefore, Christians must exercise patience and tolerance, turning anger and hatred into gratitude.

III. Overcoming Through Gratitude and Prayer
Philippians 4:6-7: "Do not be anxious about anything, but in everything by prayer and supplication with thanksgiving let your requests be made known to God. And the peace of God, which surpasses all understanding, will guard your hearts and your minds in Christ Jesus.”

At first glance, these verses may not seem related to tolerance, but they are our third weapon—gratitude and prayer.
Gratitude and prayer are also our theme this year. We thank the Lord for the good things He has done and pray about our anxieties.

The phrase "in every situation" implies that whenever our hearts are troubled—especially when inclined toward anxiety or anger—we should offer gratitude and prayer. Prayer is not merely reading a list of requests to God. Rather, it is a means to receive the work of the Holy Spirit. God's response to prayer is peace. Since He is all-powerful, His promise of peace assures us that our prayers are heard and answered in His way. Over time, we realize that God's way is always better than our own desires.

Additionally, prayer often leads us to understand others' weaknesses. As we pray, God brings to mind the difficult circumstances they have endured, helping us develop compassion. God sees us with all our weaknesses and knows the pain we have endured from others. He has not only understood our pain but experienced it Himself.

Hebrews 4:15 (ESV)
"For we do not have a high priest who is unable to sympathize with our weaknesses, but one who in every respect has been tempted as we are, yet without sin."
This verse teaches us how much suffering Christ, who had no sinful nature, endured from the sinful world.
Therefore, God is not someone who looks down on us and rebukes us by saying, "Why can't you live righteously?" Instead, He always watches over us with love and compassion. Through prayer, we can gain such a perspective from God.

In a way, we are like "fish on a chopping board." This phrase illustrates that when placed in a difficult environment, we cannot escape. We must entrust ourselves to God, endure the situation, and achieve victory. Thus, it is comforting to be surrounded by good people, but when we face difficult people, we are attacked. In church gatherings, some share their struggles while others offer comfort, and together, everyone prays to God. In this way, we do our best to persevere.
Excessive stress can lead to illness or significant sins, making gatherings extremely important. Therefore, church gatherings do not need to be about discussing profound topics; rather, they serve to remember everyone's spiritual health in prayer.

Today's theme is tolerance. The Bible commands us to let our gentleness be known to everyone. To make it known to all means being tolerant enough that others recognize it. Our goal should be to develop a reputation as forgiving and kind-hearted people. Let us continue to practice tolerance with the three weapons discussed today.

Prayer:
Heavenly Father, There are times in our lives when we are hurt and feelings of hatred arise. Please help us so that our hearts are not overcome by the power of evil. Anger and revenge belong to You, Lord. Help us to always remain tolerant. When our hearts are troubled, guide us to turn to gratitude and prayer. Always grant us the help of the Holy Spirit.
Amen.