いつも感謝する生活
2024年6月2日 メッセージ 牧師 沖胡一郎
聖書:詩篇34篇1-8
イントロ:
聖書には、とあります。ですから、感謝することが必要なことはわかっています。しかし、苦難が多い日常生活の中でなかなか感謝できない者です。それで、今日はともに感謝する必要性について考えてみましょう。
巷では、最近感謝することは健康に良いと知って、感謝する人が増えています。しかし、聖書ではパウロがすべてのことに感謝しなさいと命じているのです。
さて、感謝とは、習慣化づいている人には簡単かも知れませんが、普通はなかなか難しいものです。だいたい人は、物事がうまく行けば感謝します。しかし、すぐに忘れます。ですから、いざ感謝しようとしてもできないのです。
まず、感謝できることを探す事です。カルガリーであれば、春は良い景色やイベントに感謝できます。また、たまにおいしいものを食べるのも良いでしょう。また、感謝ノートを作ると過去に楽しかった事を思い出し、それによって未来に期待することができます。って感謝した事を書いておいて、時々見ることが必要かも知れません。
今日の詩篇から、ダビデの感謝の生き方を学びましょう。彼は感謝と賛美を人生の中心においていました。
物事の見方を感謝に変える
感謝の生活に必要な事は、感謝を習慣づける事です。習慣づけると、それほど難しくありません。通常、人は出来事を解釈します。出来事自体は中立です。それがたとえ、病気や怪我であっても、それ自体に対していろいろな解釈ができます。
例えば、病気のゆえに家族が心配してくれて家族の情が深まる事もあります。また、怪我をしたことで仕事から外されたとしても、その仕事が大きな問題となれば、その時に居なかったので良かったという事になります。
つまり、出来事自体は中立です。その解釈には各自のくせや習慣があります。いつも、物事を否定的に解釈する人がいる一方で、悪いこともプラスに考える人もいます。
例えば、人に褒められた時でも「でも、いつもは私を悪く見ているのね」と思ったり、「この人は心ではそう思っていない」と素直に喜ばない人もいる一方で、「ちょっと厳しい事を言われて」も自分の短所を直す機会が与えられと感謝する人もいるのです。「今日は天気が良い」とか「良い事が一つあったから全ての悪い事は帳消し」と笑顔で居る人もいる一方で、少しでも悪いことが起こると「自分の人生を不幸だ」と思う人もいるのです。
中国の故事に「塞翁が馬」というものがあります。この故事のエピソードはこうです。
中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。そこで近所の人たちがお祝いに行くと、老人は首を振って言いました。「このことが災いにならないとも限らないよ。」
しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
1年が経ったころ胡の異民族たちが襲撃してきました。城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。そして、何とか胡人の攻撃を撃退することはできましたが、多くの若者がその戦争で死んでしまいました。しかし、老人の息子は足を負傷していて戦いに行かなかったので無事でした。
神がおられる事を信じるならば、その時だけのことで解釈してしまうことは知恵がない事です。神は全てを働かせて益とする方だからです。
ローマ人への手紙8:28
28 神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
ですから、感謝を習慣づける事が大事です。クリスチャンは、解釈という言葉を信仰と置き換えると良いでしょう。つまり、信仰とは「神を信頼するので、どんな状況でも肯定的、積極的に物事を受け取る」のです。
II. できごとよりも、根源的なものに目を向ける
次に、無理に感謝するのではなく、感謝できる理由を考えてみましょう。
感謝するためには、根源的なものをしっかりと知る事です。つまり、すべての良いものは神から来ることを悟るのです。
ヤコブ1:17 すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。
つまり、あらゆる良いものは、上から、つまり、神から来るのです。それは、神の御性質は良いお方だからです。
私たちの日常に起こることは偶然のように見えますが、すべてに神の意思があるのです。ですから、神の良い御性質を信じるならば、その出来事自体には感謝できなくても、その背後におられる神に感謝できるという事なのです。
一緒に今日の箇所を読みましょう。
詩篇34 ダビデによる。彼がアビメレクの前で気が違ったかのようにふるまい、彼に追われて去ったとき
1 私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。
ここで、ダビデは絶体絶命の危機に置かれました。彼はサウル王の一番の家臣でしたが、能力がありすぎて王の邪魔者になってしまったのです。サウルはダビデを恐れ、彼を殺そうとしました。結果として、ダビデには荒野で逃げ続ける生活となりました。ここに出てくるアビメレクとは実際の名前ではなく、当時のペリシテ人の王のことを言っていると考えられています。これと似ている箇所は、1サムエル21章10から15節に書かれています。ダビデは敵であるペリシテの王のところに行ったのですが、そこでも殺されそうになって、気が触れたふりをして、難を逃れたのです。
荒野で逃げ惑い、いつ殺されるかわからないダビデが「あらゆる時に主をほめたたえる」とは驚くべき事です。彼はものごとがうまく行っているから賛美しているのではありません。彼は感謝できない状況でも、神が良いお方だとしっていたので感謝したのです。
2、3節を読みましょう。
2 わが魂は主によって誇る。苦しむ者はこれを聞いて喜ぶであろう。
3 私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよう。
ここで、「苦しむ者は私の賛美を聞いて喜ぶ」と言っています。また、「わたしと一緒に主を賛美しましょう」と誘っているのです。彼の確信は、周囲の人たちをも巻き込みました。悪い事で巻き込む人はいますが、私たちは良い事で巻き込む者たちです。私たちは周囲の人に主の素晴らしさを伝えるために存在していることを忘れてはいけません。特に、世界は困難で溢れています。また、不幸な環境にいる人たちが多くいます。彼らには希望が必要です。本物の希望を与えることができるのはクリスチャンだけです。信仰は確信にまで至らなければなりません。確信が自分と周囲の人たちを変えていきます。たとえ日常に苦しいことが起こっても、いつも主を信頼していなければならないのです。
III. 主の恵みを体験すること
ダビデは続いて、4節、6節で証をしています。
34:4 わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された。
34:6 この苦しむ者が呼ばわったとき、主は聞いて、すべての悩みから救い出された。
先週、パウロの祈りの中で「人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように」とありました。クリスチャンは、キリストの愛を理解するだけではなく、体験し、それを伝えるのです。神を体験するためには、祈りが必要なのです。祈りは神のみ手を動かす方法だからです。祈らなければ、神が祈りに応えてくださったという経験は起こり得ません。祈りで神に求め、神はみ言葉を通して応えてくださるのです。み言葉が私たちを励まし、強め、守るのです。
続いて7節です。
7 主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。
そして、主はご自身を恐れる者を祝福してくださるのです。「主を恐れる」とは、怖がることではありません。主に敬意を示して、その言葉に従う事です。
アブラハムがイサクを捧げた時、主は「アブラハムが主を恐れることがわかった」と言っています。
創世記22:12 御使いは仰せられた。「あなたの手を、その子に下してはならない。その子に何もしてはならない。今、わたしは、あなたが神を恐れることがよくわかった。あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しまないでわたしにささげた。」
神のみ心やみ言葉を無視しながら、私は神を恐れていますとは言えないのです。
神を求め、神に従う人は神を体験します。そして、その証を語り、神の素晴らしさを伝えるのです。
8 主のすばらしさを味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼に身を避ける者は。
クリスチャンにとって、神に感謝することは自分のためだけではありません。宣教的な視点もあります。周囲の人たちは、私たちを見ながら神を見ているのです。私たちがいつも悲しみ、不幸の中で生きていれば、世の人は「クリスチャンの神は悪い神」と思うでしょう。しかし、神の素晴らしさを体験し感謝で満ちているならば、「クリスチャンの神は良い神だ」と思うでしょう。
クリスチャンが神に感謝することはたくさんあります。忘れているだけです。いつも感謝しようとする人は感謝する日々を送ります。そして、現実の困難という波が来ても大丈夫なのです。波の被害を受けるのは海上の船です。海の下は静かです。昔、ハワイで波が強い時には、いつも波の下に潜りました。すると、波は上を超えていくのです。
クリスチャンの人生にも病もあり、事故あり、トラブルがあります。しかし、深いところで主が私たちを守ってくださっているのです。
感謝しない人はこう言います。「現実を考えよ」と。しかし、それはつまり「否定期になれ」というメッセージです。私たちは否定的になる理由も義務もありません。否定的な心は、自分を傷つけ、周囲の人たちを落ち込ませるのです。
感謝する生活は、私たち自身のためでもあるのです。ぜひ、今週一週間、良い事だけを思い、出来る限り感謝する事を探して過ごしてみましょう。生活が変わると人生が変わります。感謝しようとする決意を持つと、心が守られます。
今日は、詩篇34篇から、感謝にスポットを当てて見てみました。来週は続きです。
祈りましょう。
父なる神様、あなたの恵みと愛は真実であることを覚えます。いつも感謝できない私たちの頑なをゆるしてください。そして、感謝の宣言ができるように導いてください。また、私たちの日常にはどうしようもできない問題や困難が来ます。一度立ち止まって「主に感謝」を捧げ、人生を見直すことができるように導いてください。
主は私たちを賛美し、感謝する存在として造られました。しかし、感謝よりも不満を、賛美よりは不平を言う罪人になってしまいました。しかし、主の恵みの力で、私たちの内側に信仰と信頼を与えてくださり、物事を違う視点で見ることができるように助けてください。また、巷は不幸な人たちで満ちています。どうぞ、その人たちに本当の希望があることを伝えることができるように用いてください。
A life of Always Thankful
June 2, 2024 Message from Pastor Ichiro Okiebisu
Bible: Psalm 34:1-8
Intro:
Since the Bible says so, we know that we need to be thankful. However, it is difficult for us to be thankful in our daily lives, which are full of hardships. So today, let's think together about the need to be thankful.
Recently, more and more people are becoming thankful because they know that being thankful is good for one's health. But in the Bible, Paul commands us to be thankful for everything.
Now, gratitude may be easy for those who are habituated to it, but it is usually very difficult. People are usually thankful when things go well. But they soon forget about it. So, even if they try to be grateful, they cannot do it.
The first step is to find something to be thankful for. If you are in Calgary, you can be thankful for the good scenery and events in the spring. It is also a good idea to eat good food from time to time. Also, making a gratitude notebook can help you remember what you enjoyed in the past and thereby look forward to the future. It may be necessary to write down what you are thankful for and look at it from time to time.
From today's Psalm, let us learn about David's life of gratitude. He made thanksgiving and praise the center of his life.
I. Change the way you look at things to gratitude
The key to a life of gratitude is to make gratitude a habit. Once you get into the habit, it is not so difficult. Usually, people interpret events. The event itself is neutral. Even if it is an illness or injury, it can be interpreted in many ways.
For example, an illness can cause a family member to worry about you, which can deepen the family's affection for you. Also, if a person is removed from work because of an injury, it is a good thing that he or she was not there at the time if the work becomes a major problem.
In other words, the event itself is neutral. We all have our own quirks and habits in interpreting them. Some people always interpret things negatively, while others think of bad things in a positive way.
For example, when someone compliments you, you may think, "But, they usually look at me in a bad way," or you may think, "This person doesn't really feel that way in their heart," and you may not be pleased, while others appreciate the opportunity to correct their shortcomings, even if they are told something a little harsh. Some people smile and say, "The weather is good today," or, "One good thing has made up for all the bad things," while others feel unhappy about their lives when something bad happens.
There is a Chinese proverb that says, “Saio ga uma.” The episode of this legend goes like this.
In the north of China, there lived an old man who was good at fortune-telling. Further to the north lived a different tribe called the Hu, and there was a fortress on the border. One day, the old man's horse ran away in the direction of the Hu country to the north. Many of the horses in this northern region were good horses and could be sold for a high price, so the neighbors felt sorry for the old man and went to console him. The old man, however, did not seem sorry and said, "This does not necessarily mean that you will not be happy.”
One day, the horse that had run away came back with many good Hu horses. When the neighbors went to congratulate him, the old man shook his head and said, "This may not turn out to be a disaster."
After a while, the old man's son fell off the horse and broke his leg. The neighbors felt sorry for him and went to console him, but the old man said flatly, "This doesn't necessarily mean that you won't be happy."
A year passed, and then the foreign tribes of Hu attacked. All the young men near the citadel went to fight. And although they managed to repel the Hu attack, many young men died in that war. The old man's son, however, did not go into battle because he had a wounded leg, so he survived.
If we believe in God's presence, it is not wise to interpret it only in terms of the time. For God is the one who works all things for good.
Romans 8:28 And we know that in all things God works for the good of those who love him, who have been called according to his purpose.
Therefore, it is important to make gratitude a habit. Christians would do well to replace the word interpretation with faith. In other words, faith is "receiving things positively and positively in every situation because we trust God.”
II. Look to the root rather than the event
Next, instead of forcing yourself to be grateful, think of reasons why you can be grateful.
To be thankful, we must know the root of things well. In other words, realize that all good things come from God.
James 1:17 Every good and perfect gift is from above, coming down from the Father of the heavenly lights, who does not change like shifting shadows.
In other words, every good thing comes from above, from God. This is because God's character is good.
Everything that happens in our daily lives seems to happen by chance, but God's will is behind it all. Therefore, if we believe in God's good character, even if we cannot be thankful for the event itself, we can be thankful to God who is behind it.
Let us read today's passage together.
Psalm 34 Of David. when he pretended to be insane before Abimelech, who drove him away, and he left.
1 I will extol the LORD at all times; his praise will always be on my lips.
Here, David was placed in mortal danger. He was King Saul's best vassal, but he was too capable to be a hindrance to the king. Saul feared David and wanted to kill him. As a result, David was forced to live on the run in the wilderness. The Abimelech mentioned here is not an actual name but is thought to refer to the Philistine king of the time. A similar passage is found in 1 Samuel 21:10-15. David went to the king of the Philistines, his enemy, and was almost killed there as well, but he pretended to be mad and escaped the difficulty.
It is amazing that David, fleeing in the wilderness, not knowing when he would be killed, praised the Lord at all times. He does not praise because things are going well. He is thankful because he knows that God is good, even in ungrateful circumstances.
Let's read verses 2 and 3.
2 My soul will boast in the LORD; let the afflicted hear and rejoice.
3 Glorify the LORD with me; let us exalt his name together.
Here he says, "The afflicted will hear my praise and rejoice.” He also invites them to "praise the LORD with me.” His conviction involved the people around him. There are those who involve people in bad things, but we are those who involve people in good things. We must remember that we are there to share the Lord's greatness with those around us. The world, in particular, is full of difficulties. There are many people in unfortunate circumstances. They need hope. Only Christians can give them real hope. Faith must lead to conviction. Conviction changes you and those around you. We must always trust in the Lord, even when hard things happen in our daily lives.
III. Experiencing the Lord's grace
David goes on to testify in verses 4 and 6.
4 I sought the LORD, and he answered me; he delivered me from all my fears.
6 This poor man called, and the LORD heard him; he saved him out of all his troubles.
Last week, Paul's prayer was, "May you know the love of Christ that far surpasses all human knowledge.” Christians do not just understand Christ's love; they experience it and communicate it. To experience God, we need prayer. Prayer is the way to move God's hand. Without prayer, the experience of God answering prayer cannot happen. We ask God in prayer, and God responds through His Word. The Word encourages, strengthens, and protects us.
Next comes verse 7.
7 The angel of the Lord encamps around those who fear him, and he rescues them.
And the Lord will bless those who fear Him. To "fear the Lord" is not to be afraid. It is about showing respect to the Lord and obeying His word.
When Abraham offered Isaac, the Lord said, "I know that Abraham fears the Lord.”
Genesis 22:12 "Do not lay a hand on the boy," he said. "Do not do anything to him.Now I know that you fear God, because you have not withheld from me your son, your only son."
You cannot say I fear God while ignoring His will and Word.
Those who seek God and follow Him experience God. They then share their testimonies and tell of God's splendor.
8 Taste and see that the LORD is good; blessed is the man who takes refuge in him.
For the Christian, thanking God is not only for himself. There is also a missionary perspective. People around us see God as they see us. If we are always sad and live in misery, the world will think that the Christian God is a bad God. But if we experience God's greatness and are filled with gratitude, we will think, "The Christian's God is a good God.”
Christians have much to thank God for. We just forget to do it. Those who always try to be thankful will live thankful days. And when the waves of real difficulties come, it is okay. As the ships at sea suffer the damage of the waves, it is quiet under the sea. In the past, when the waves were strong in Hawaii, I always went under the waves. Then the waves would go over the top.
In the life of a Christian, there are also illnesses, accidents, and troubles. But in the depths, the Lord is protecting us.
Those who are ungrateful say, "Think about reality.” But that is the message: "Be negative.” We have no reason or obligation to be negative. A negative mind hurts us and depresses those around us.
A life of gratitude is a good life. I encourage you to spend this week thinking only of good things and looking for things to be grateful for as much as possible. When we change our habits, we change our lives. When we have the determination to be thankful, our hearts are protected.
Today we looked at Psalm 34 with a spotlight on gratitude. Next week we will continue.
Let us pray.
Father, we remember that your grace and love are true. Forgive us for our stubbornness in not always being thankful. And lead us to make declarations of thanksgiving. Also, in our daily lives come problems and difficulties that we have no control over.
Please lead us to stop once and give "thanks to the Lord" and review our lives.
The Lord created us to praise and be thankful. However, we have become sinners who complain more than thankful and grumble more than praise. But by the power of Your grace, give us faith and trust within us, and help us to see things in a different light. Also, the streets are filled with unhappy people. Please use us to tell them that there is real hope.